「空想カレー屋コナゴナ展」延期のお知らせ

あたたかくなりましたね。
いつものさんぽ道の満開だった桜も散り始め、公園が桜の花びらでうめつくされています。
本当にきれい。
そう思ういっぽうで今年はどれくらいの人がこの桜を楽しめたのだろう・・・。落ちた花びらを見ながらそう思います。

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ここでお知らせです。
今月4月11日(土)から開催予定だった「空想カレー屋コナゴナ展」が延期となりました。

コロナの影響でイベントや展示が中止、延期していってるなか本当に開いて大丈夫なんだろうか?
でも3つの密(密閉・密集・密接)は満たしていないし心配しすぎなのでは?
と散々迷っていたのですが、 そんななか来て頂く方や、かどやギャラリーさんにもし感染してしまったら・・・と考えるとおそろしくて。
そうやってモヤモヤしていたところ、かどやさんから延期のご提案を頂き考えた末こういった形に落ち着きました。楽しみにして下さっていた方々、宣伝して下さっていたお店には申し訳ない気持ちでいっぱいです。ごめんなさい。
でも、同時にホッとしています。

画材や紙の切れ端でグチャグチャになった居間とその中に並べられた完成作品たちをぼーっと眺めて最初に思ったのが「コイツらどこにしまっておこう・・・」でした。残念な気持ちはもちろんあるけど、それよりも次に開催できるまでの期間さらに作品を作ってギャラリーを埋めるぞ!という気持ちの方が強く私も夫もたいして凹んでいません。というかカラッとしている。
展示というひとつのゴールはあるけど、それよりも「試行錯誤しながら作品をつくる」という楽しみを味わいながら日々すごしていたので満たされているのではと思います。
いつもイラストはコントロールしながら描いているわけですが、今回はいったんそれから頭を切り離し、自分が作りたいものはなんなのだろうと思いながらの制作でした。
手探りでありながらもとにかく手を動かすことで次々と生まれていく作品たち。
コントロールが上手くいってるのかどうかすら分からないけれど、それはそれでおもしろさのひとつになるのではと。

あ、写真は人形ばかりですが絵ももちろんありますよ。
次の開催までこのコらにはしばらく眠ってもらうことにしますが、日の目を見る日もいずれ来るでしょう。年内にその日が来るといいな。
開催日が決まったらまた連絡致します。それまで会える日を楽しみにしておいて下さいね。きっと楽しい展示になると思います。

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